グレンキース蒸留所
スコットランド・キースの町にあるストラスアイラ蒸留所の第2蒸留所としての役割を目的として、程近くに建設された蒸留所。
70~80年代には、増設や実験的施設を積極的に増設するも、1999年から2013年まで生産を停止。
現在は原酒はほぼブレンデッド向けであるのは変わりませんが、最新のスチル熱圧縮システムを初溜と再溜の両方に導入するという世界初の試みにより、グレンキースはシーバス社が所有する中で最もエネルギー効率の良い蒸溜所となりました。
所有者・・・・ペルノ・リカール
仕込み水・・・ニューミルの泉
輸入元・・・・ペルノ・リカール・ジャパン
スチル・・・・初留x3基、再留x3基
◆蒸留所年表◆
1957年 シーバスブラザーズ社がストラスアイラの第2蒸留所として創業。
1950年にもともとカナダを拠点としていたシーグラム社がシーバスブラザーズと企業合同したときに自社の蒸溜所を所有していなかったため、ストラスアイラを買収。
1970年 2基の蒸留器を追加、すべてガス直火式の合計5基の蒸留器で蒸溜体制を強化。
シーバス・ブラザーズはグレンキースにて3基のスチルを新設して、 ローランドの蒸溜所では一般的な3回蒸溜を実践するなど、技術革新の最先端にいた。
1980年 当時の最新機材を投入し、実験設備を拡充。
マッシングと蒸溜のプロセスを管理するため、スコットランドで初めてのマイクロプロセッサーを設置
1983年 銅製スピリッツスチルを追加導入。
連続式蒸溜機は余分になり、恒久的に2回蒸溜になった。
1994年 「1983」のヴィンテージ表記でオフィシャルのシングルモルトを発売。
「グレンキース10年」をリリース。
1999年 過剰生産により生産を休止。
2001年 シーグラム社はスコッチウイスキー蒸溜所資産をペルノ・リカール社に売却。
新しいマッシュタンやウォッシュバックの設置などの全面的な改装を施すも、運転休止は継続。
2013年 蒸留所運転再開。
ペルノ・リカールによりウイスキー需要の拡大から700〜800万ポンドの投資を受け設備投資し、運転再開。